インプラントについて詳しく知りたい方はこちら

歯医者なら岡崎市の康生歯科医院

tel.0564-65-0323

診療案内

歯周病

歯周病とは歯を支えている組織に炎症が起こる病気で、大人の方の多くがかかっているとされています。そのうち、歯茎だけが炎症を起こしている状態が歯肉炎、骨までダメージが及んだ状態が歯周炎です。初期のうちは症状を自覚しにくいのですが、ぜひ歯肉炎の段階で受診しましょう。

歯周病が進行すると歯茎が縮んで歯の根元がむき出しになったり、歯がグラグラしてうまく噛めなくなったりしてしまい、やがては歯が抜け落ちてしまいます。多くの方は何らかの自覚症状に気付いてから受診しますが、その時点で既にかなり悪化してしまっていることも少なくありません。ぜひ、自覚症状がなくても検診を受け、早期発見してください。
治療はお口の中を清潔に保つことが基本です。定期的に機械を使ったお口のクリーニングを実施するほか、状態によっては歯茎に外科的な処置を行ってセルフケアがしやすい状態にすることもあります。また、バナペリオという診断用の医薬品を使って歯周病の原因となる細菌の量や種類について調べ、細菌を減らす抗生物質を処方することも可能です。
一般的な検査の結果や定期通院については初診の際にお話ししますが、より詳しくバナペリオによる検査を受けてみたい方は歯科医師までご相談ください。

インプラント

インプラントとは、歯が抜けたところに人工の歯根を埋め込んで歯を作る治療方法です。人工歯根は骨と結合してしっかりと固定されますので、天然の歯に近い噛み心地や見た目が得られるのが魅力と言えるでしょう。人工歯根は、身体との親和性が高いチタン製です。

歯を失った箇所を補う方法はインプラントのほかにブリッジや入れ歯がありますが、それぞれ残った歯に負担がかかってしまったり付け外しの手間がかかったりするというデメリットがあります。そうしたデメリットが気になる方は、インプラントを検討してみてはいかがでしょうか。
当院では、幅広い患者さまへのインプラント手術を可能にするため、アトラステック社とストローマン社、ジンマーバイオメットデンタル社、デンツプライ社の材料を使用しています。どれも国内外で広く使われていて、それぞれ骨との結合が早い、さまざまな手術方法に対応できるといった特徴があります。
人工歯根は歯科用CTを使った精密な診査診断の上、患者さまに合ったものを選んで使用しますので、どのような状態の方もまずはご相談ください。歯科用CTを使った検査により、骨の厚さや神経の位置も確認し、リスクを抑えた治療計画を立てることができます。人工歯根は顎の骨に直接固定するものですので、一定以上の骨の量が必要です。当院では骨の再生を促す手術も実施していますので、これまでインプラントをあきらめていた方にも対応できるケースがあるかもしれません。
なお、インプラントは虫歯になることはありませんが、歯周病に似た感染症になると抜去しなければならないケースがあります。インプラントを長持ちさせるため、セルフケアと定期検診の受診をお願いします。

入れ歯

歯を失った場合、そこを補う代表的な手段が入れ歯です。当院では入れ歯に対する患者さまのお声をしっかりとお聞きし、調整しながら作製します。保険診療の入れ歯でも、きちんと噛めるように仕上げることは可能です。また、院内に歯科技工室がありますので、修理についても短期間で対応します。

より快適な使い勝手や見た目の入れ歯を希望される場合は、自由診療のものも合わせてご検討ください。
例えば、磁石などで固定する入れ歯でしたら、入れ歯が動いてしまうストレスは少なくなるかと思います。また、入れ歯だと気付かれにくいようなものをご希望でしたら、金具を使わない部分入れ歯であるノンクラスプデンチャーがいいでしょう。食べ物の味を感じやすくするために顎に接する部分に穴を開けたり、温度を感じやすいように金属の土台を使ったりする方法もあります。
まずは、入れ歯についての不満やお望みをお聞かせください。

顎関節症

顎の違和感や痛みについて、どこに相談したらいいか分からずに我慢している方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは顎関節症の可能性があります。お悩みの方は、20代から30代の女性が多い傾向です。ぜひ、当院に相談しにいらしてください。

噛み合わせや顎の動きが原因となっていることが多い病気ですので、当院ではキャディアックスという顎の動きを計測する機械を使い、ガンマシステムというコンピューターシステムで解析して、状態を詳しく診断します。
検査により、「強く歯ぎしりしてしまう」「どこかに負担がかかっている」という現状を患者さまご本人が認識すること自体が、状態の改善に役立ちます。しかし、習慣はすぐには変えにくいものですので、まずはガイドプレートというマウスピースを使って顎の筋肉への負担を軽くしていきましょう。歯は削ったら戻せませんので、歯を削る噛み合わせ調整は基本的には行っていません。
辛い症状を我慢せず、受診していただければと思います。

審美治療

虫歯などで削った歯を修復する際、天然歯の見た目に近い、白く美しい材料を使うことが可能です。当院には歯科技工室がありますので、より美しさが求められる前歯に使用するセラミックは歯科技工士が診療に立ち合って色味を調整します。奥歯に使用するジルコニアについても、仕上げは院内で行います。

従来、白いセラミックの材料でも内部に金属を使用することが多かったのですが、今では金属を使用しないオールセラミックでの治療が可能となりました。オールセラミックは透明感が高く、本物の歯に近いつややかさが魅力です。古い詰め物や被せ物の作り替えについてもご相談ください。
また、セラミックの中でも特に硬くて丈夫なジルコニアは、金属のフレームなしで奥歯やブリッジとして使用することができます。保険診療で使われる金属よりも軽く、人工関節にも使われるくらい身体に優しいという特徴があります。透明感のある白さも、ジルコニアの特徴です。
白い材料で修復することで、患者さまがご自分の歯への愛着が強くなり、笑顔になってもらえたら幸いです。

矯正歯科

矯正治療は、早く始めればいいとは限りません。状態によって幼いうちに始めたほうがいいケースもありますし、永久歯が生えそろってからのほうがいいケースもあります。幼いうちにまずは一度、矯正について相談してみてはいかがでしょうか。当院では無料で相談を承っています。

歯並びが悪くなる原因のほとんどは、幼いうちにあると考えられています。例えば、指しゃぶりのクセや上顎と下顎の発達の違いなどです。このため、お子さまのうちこそ矯正治療に適しており、顎の発達や歯の生え替わりを利用しながら大人よりも短期間で治療することができます。費用も大人の方よりリーズナブルで済みますので、お子さまの歯並びが気になる親御さまはぜひお子さまをお連れください。
矯正は、大人の方でも可能です。見た目が美しくなることはもちろん、歯磨きがしやすくなり予防に役立つという意味で、矯正を考える方が増えてきています。大人の方がワイヤー矯正をする場合は、社会生活を考え、前歯の部分に白い器具を使用して目立たないように配慮いたします。
ご相談をいただいたからといって、矯正を押しつけることはありません。お気軽にお尋ねください。

マウスピース矯正

口腔内スキャナからデータを取りアライナーを作成し、患者さまに1日22時間アライナーを使用してもらい、歯列矯正をおこないます。アライナーの形は、歯茎にややかかるくらいカバーしており、従来のマウスピース矯正装置より大きめになりますが、たわみが減り弾性力がなくなる分、歯にかかる力は強くなる傾向にあります。また、食事の時や口腔ケアをおこなう際には取り外し可能です。

予防診療

当院では、お口のトラブルを予防するため、「Dr.Wash」という、茶カテキンの作用を利用したオーラルリンス(洗口液)をご提案しています。歯ブラシや歯間ブラシでのセルフケアに加え、お口の隅々から汚れを落とすためにオーラルリンスを使ってみてはいかがでしょうか。

お口の汚れは虫歯や歯周病の原因となるばかりでなく、口臭の原因にもなります。歯ブラシが届かない歯の隙間にも入り込む液体のケア用品を使い、細かな汚れをすっきり吐き出してはいかがでしょうか。汚れが目で見えるので、セルフケアのモチベーションにもつながるかと思います。
当院でおすすめしているオーラルリンス「Dr.Wash」は、茶エキスやメントール、レモンエキス、キシリトール、ノニエキス、ニーム、スイカズラなど7種類以上の天然由来成分を使用しています。また、合成界面活性剤を使用していないので、ご年齢にかかわらず身体に優しいのが特徴です。
このオーラルリンスの定期的なご使用をおすすめいたします。

ホワイトニング

コーヒーやたばこによる着色のほか、お薬の影響などでも歯が変色することがあります。気になる方は、ホワイトニングで白さを取り戻してはいかがでしょうか。院内で施術するオフィスホワイトニングと、ご自分で取り組むホームホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニングは、歯にお薬を塗った後、4種類の波長のLED光を照射することで歯を白くするものです。短期間で白くできますので、イベントまでに白くしたいなど期限がある場合におすすめです。
また、ホームホワイトニングは、患者さまの歯型に合わせて作ったマウスピースに「NITEホワイト・エクセル」というジェルを流し込み、2時間以上装着していただきます。こちらは、じっくりと取り組むことで歯への負担を抑えることができ、白さが長持ちするというメリットがあります。
日常的に色の濃い嗜好品を口にしていると再び着色してしまいますが、その場合はまたホワイトニングを行いましょう。ご自分のご都合に合わせて、白い歯を維持していただければと思います。

クリーニング

クリーニングとは、歯科衛生士が機械を使って行う歯のお掃除です。歯磨きをしているから必要ないと考える方も多いかと思いますが、磨き残しは多くの方にあります。中でも、細菌を含んで固まったバイオフィルムは歯ブラシでは落としにくいので、ぜひクリーニングを受けてください。

バイオフィルムは虫歯や歯周病の原因となりますので、定期的にクリーニングを受け続ければ予防に役立てることができます。一度汚れを取り去っても、細菌は2ヶ月ほどで元の数に戻ると考えられていますので、3ヶ月ごとを目安にクリーニングを受けることをおすすめします。
クリーニングは、目に付きにくい汚れを落とすばかりではありません。歯の表面に付いた茶渋などの着色汚れも落とすことができ、見た目にもすっきりさせることができます。歯の表面をツルツルに仕上げるので、汚れが付きにくくなるというメリットもあります。
今、お口のお悩みがない方も、その状態をこれからも維持するために、ぜひクリーニングを受けにお越しください。

ブラキシズム(歯ぎしり)

歯がすり減りやすい、被せ物が頻繁に外れる、朝起きると疲労感があるといったことはないでしょうか。それは、「ブラキシズム」と呼ばれる、歯ぎしりや噛みしめなどの運動障害が原因かもしれません。

ブラキシズムの多くは、過眠を含め眠っている間に無意識にしてしまうのが特徴です。健康な方でも歯ぎしりをしたり噛みしめたりすることはありますが、過度であったり長期にわたっていたりする場合は悪影響が出てしまいかねません。ブラキシズムを続けていると、歯が早くすり減るほか、冷たい水がしみたり、睡眠時無呼吸症候群などを引き起こすと考えられています。
歯ぎしりをしたり噛みしめたりしてしまう原因は、さまざまです。上下の歯の噛み合わせによる不具合や、精神的なストレスによるものが指摘されていますが、詳細なメカニズムはまだ解明されていないため、対症療法を中心とした治療を行います。例えば、就寝時にマウスピースを装着するスプリント療法などです。
ご自分が噛みしめているのではないかと思う方、近しい方から歯ぎしりを指摘されたことがある方は、ぜひ一度ご相談ください。